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日本人のルーツ探しにはY染色体ハプログループが有効 最終

男性と女性の共同体における役割の差
古代における男性と女性の役割の差を大まかに言うと以下のとおりである
●男性は共同体を離れた場所で狩り等の食物確保の活動をする。
●男性は自己の属する共同体の外で他の共同体の関係で戦いや和平、物々交換等の活動をする。
●男性は共同体を離れ、他の共同体に戦いを挑み、そこの男性を殺害又は追放し乗っ取り共同体の主人になる。
●男性は共同体を離れ、他の共同体の女性を拉致し、あらたに自己の共同体を造る。

●女性は共同体の中で子を産み育てる。
●女性は共同体の中で共同体の維持管理食糧確保の活動をする。

以上の事から、Y染色体とmtDNAを調べることは、意味に大きな違いがあるのは明確で、男系Y染色体系統の解析では、闘争に勝利、或いは争いを避けて移住、などの方法で種族の保存に成功した「勝者の歴史」が自然に明らかにされていることになる。
 一方、母系mtDNA系統の解析では、それだけでは新人が生活や移動をしたという情報しか得られないが、Y染色体系統の解析と合わせると移動の経路だけでなく「経緯」をもうかがい知ることができることになる。
 男系と女系が共に移動したのであれば気候や食料などの問題で比較的平和的に移動したことが予想され、男系と女系が別々に移動、または一方が消滅したのであれば戦争や事故等が原因で移動したことが予想されるのである。

従って、mtDNAのハプログループの移動を見るのは、あくまでも女性の移動を見ているのであって男性を含めた家族とか部族の移動を見ているのではない。※もちろん男性も一緒に移動している場合もあるが女性のみの移動もあるから、彼(彼等)の移動経路ではなく、彼女(彼女等)の移動経路と言わなければならない。

 以上、人類の遷移等の研究のために行うY染色体とmtDNAの系統分析ではY染色体が主でmtDNAを旁ととらえるのが正しい事となる。

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プロフィール

bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修