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2.「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の日常の呼び名は「日女子(ひるめのこ・ひめこ」

2.「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の日常の呼び名は「日女子(ひるめのこ・ひめこ」

①「天照大神」系統は記紀等の正史や伊勢神宮等の官社が主で、「おおひるめ」「大日靈」「大日孁女」「大日女」系統は記紀以外にも全国の神社で用いられていることから人々の間では「おおひるめ」であったことが推測される。
②「孁」は中国の漢字には無く日本製の字であるが、「霊」の古字に「女」を合わせたもので神聖な「聖なる女性=巫女」を指すものだが、中国文化には無い概念であったので、特に漢字を創作する必要があったと考えられる。
③「天照」は個人名ではなく、太陽に代表される正義・公明正大・豊作・希望・明確・快活・健康な人・土地・行為に付けられる最大尊敬の冠詞・形容詞・代名詞で、「みこと」「むち」は実在の尊い人に対する尊称であるとも考えられる。
④縄文時代遺跡から非常に数多く出土する土偶が女性を模ったもので宗教的な行為に関わるとされていることから考えると弥生時代も女性の宗教的権威が存在したことは大いに考えられる。
⑤『三国志・魏書・東夷伝・倭人条』には分裂した倭国が鬼道を行う女性の「卑弥呼」の権威によって統一されたとあるように、3世紀ころの日本中の誰もが認める女性の司祭者の権威があった。

【小結】
以上①から⑤を合わせて考察すると、「天照」というのは形容詞的なもので名と言うか尊称と言うものは「日女之命(ひるめのみこと)」等であったと考えられる。

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プロフィール

bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修