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フィリピン独立を夢見、応援していた松井石根大将

フィリピン独立を夢見、応援していた松井石根大将
 戦前、松井石根大将がフィリピンの民族主義者や独立党(サクダリスタ党)のベニグノ・ラモス氏を支援したことは米国に知られていた。
 戦前既に、ピオ・デュランフィリピン国立大教授が顧問の「フィリピン大亜細亜協会(当然独立支援・本部会長松井大将)」も設立されていた。
 米国に心底恨まれたことは、東京裁判で直接関係のないフィリピン人検事に最も強烈な松井大将死刑要求をさせたことでもわかる。
 ※フィリピンの独立党関係者はほとんどが虐殺された。
 以下は公文書における記載。(※ユダヤ人居住区計画で有名な犬塚惟重海軍大佐は大亜細亜協会の理事で中核メンバーの一人)

●「比律賓独立党首領ラモス氏歓迎茶話会に関する件
(防衛省防衛研究所:海軍省-公文備考-S10-55-4869)
昭和11年4月16日(1936/04/16)
比律浜独立党首領ラモス氏歓迎茶話会
首領ラモス氏の歓迎茶話会を四月十五日正午ヨリ当協会に於て開催、中谷幹事より歓迎の挨拶 犬塚理事よりラムス氏の紹介ありて後ラムス氏より比律浜独立運動情勢につき説明あり、種々懇談を交換して三時半散会した。 当日の出席者左の如し 来賓 比島サクダリスタ党代表 ペニニオ・アール・ラモス氏、同秘書ラモン・パス・クレスポ氏、松井石根陸軍大将、犬塚惟重海軍大佐、福田良三海軍大佐、小林仁海軍大佐、加来止男海軍中佐、直井俊夫海軍少佐、竹藤峰治台湾大亜細協会理事、中谷武世法政大教授、佐藤忠雄外務省情報部第3課長」

以下は、『大亜細亜協会年報昭和9年3月』大亜細亜協会編(大亜細亜協会)昭和9年3月、『大亜細亜協会年報昭和11年4月~15年3月』大亜細亜協会編(大亜細亜協会)昭和11年4月至昭和15年3月から摘録。

●比律賓ビオ・デュラン博士歓迎会
昭和11年6月25日、京橋中央亭にて、比律賓国立大学教授ピオ・デュラン博士歓迎会を開催。松井評議員が挨拶。
P・デュラン、パグワン、松井石根、橋本、犬塚惟重、今岡十一郎、岸井寿郎、角岡知良、今牧嘉雄、福島喜三次、加来、井上靖、佐藤安之助、西田卯八、中原謹司、里屋武夫、下中彌三郎、西原矩彦
●昭和十一年度総会記念大講演会
昭和11年11月17日、総会に続き、明治神宮青年館にて大亜細亜主義講演会が開催。台湾大亜細亜協会幹事台北高商教授佐藤佐、早大教授杉森理事、満洲国大使館干静遠参事、比島国立大学ビオ・デュラン教授が講演。松井会頭挨拶。満洲国教育映画協会より提供の映画「亜細亜の暁」を鑑賞。
●比律賓ラウレル博士歓迎会
昭和12年4月19日、京橋中央亭にて、比律賓国立大学教授、前比島内務長官ラウレル博士の来朝の歓迎会を開催。松井会頭が歓迎挨拶。
ラウレル博士、松井石根、白鳥敏夫、鹿子木員信、佐藤安之助、酒井武雄、半田敏治、今岡十一郎、西田卯八、下中彌三郎、西原矩彦、中谷武世
●比島ヘラルド紙主筆M・フアロラン氏歓迎会 
昭和12年6月30日、丸の内会館にて、比律賓大亜細亜協会顧問、比島ヘラルド紙主筆モデスト・フアロラン氏の歓迎会を開催。
モデスト・フアロラン、松井石根、佐藤愛之助、犬塚惟重、稲原勝恰、江ノ沢、中谷武世
●橋本大佐外同人歓迎懇談会
昭和14年5月17日、麹町陶々亭にて、中支より帰還の橋本欣五郎大佐、比律賓大亜細亜協会顧問ピオ・デュラン氏、満洲建国大学中山優教授、比律賓大亜細亜協会望月音五郎氏、同今村栄吉氏、同浦上与一郎氏の歓迎を兼ね同人懇談会を開催。
橋本大佐が謝辞、出征感想を披歴、懇談。
橋本欣五郎、ピオ・デュラン、中山優、望月音五郎、今村栄吉、浦上与一郎、松井石根、村川堅固、加藤敬三郎、松井七夫、神田正種、松室孝良、芦沢敬策、橋本増吉、今岡十一郎、桜木俊一、福島喜三次、稲原勝恰、秋山昱禧、岩田愛之助、今牧嘉雄、神尾茂、西田卯八、高田鄰徳、多田武郎、瓜生喜三郎、今村忠助、影山知二、下中彌三郎、西原矩彦、中谷武世
●比律賓事情研究会
昭和15年1月24日、協会別室にて、来京中の木原次太郎比律賓マニラ駐在領事の歓迎の意を兼ね比律賓事情研究会を開催。
松井会頭が挨拶。木原領事が比律賓事情について報告。
木原次太郎、松井石根、菊池武夫、高木陸郎、橋本増吉、宅間重太郎、金ケ江清太郎、下中彌三郎、牧次郎、西原矩彦、中谷武世
●台湾大亜細亜協会 比島学生見学団歓迎会
昭和12年4月15日、鉄道ホテルにて、比島学生見学団歓迎会を開催。
竹藤幹事挨拶。比島側はヤナリオ氏、レーエス検事、ウンション嬢が謝辞・挨拶。余興場にて一行歓迎音楽舞踊の夕を催した。   
4月16日、比島学生見学団一行は内地見学のため出発。
●台湾大亜細亜協会 歓迎懇談会
昭和12年5月13日、鉄道ホテルにて、第五回台比水泳競技会出場の為来台した比島選手一行を迎え歓迎懇談会開催。
大沢幹事が挨拶。ナブレ・マリアノ比島代表が謝辞、種々懇談。望月音五郎比島大亜細亜協会会長が臨席。

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bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修